西海岸カフェ風スタイル
リノベーションは住む人に合わせて自由にカスタムできることが魅力的です。
すべてを新築のようにきれいに仕上げるより、古き良きものをうまく取り入れミックスさせるスタイルも時代に合ってきていると感じます。
今回の事例では、古材カウンター、古材チーク家具、和格子FIX窓、無垢ルーバー建具を使用してスタイルを作りました。
マンションフルリノベ
リノベーション前は、築年数を裏切らない、いかにもな間取りや内装でした。
お客様のご要望のポイントは…
★Before 「状況のポイント」
・築40年の中古マンションを買ってフルリノベをしたい
・夫婦二人暮らしである
・昔ながらの独立キッチンを変えたい
・洗濯機がキッチン内にあるので変えたい
・収納が少ないので増やしたい
★After 「設計提案のポイント」
・古材カウンターを使ったラスティックなスタイル、カフェ風インテリア
・キッチン、LD、寝室の間仕切りを取払い 対面キッチンで繋がりのある空間に
・収納はWICへ集約させる
・キッチンの既設のルーバー建具はWICの扉に使用
・バス、パウダールームはホテルライクな同線に
こだわりの古材一枚板カウンター
キッチンカウンターは、古材の一枚板です。
厚みと色合いにこだわりたかったので、知り合いのアンティーク家具職人に希望を伝えイメージにピッタリ合ったものを探し出してもらいました。
大正時代に、裁断台として使われていた一枚板が、キッチンカウンターとして生まれ変わりました。
古い格子窓を再生
古い和格子窓を再生して、インテリアアクセントのFIX窓として使用しました。
古いガラスはチェッカーガラスに入れ替え、フレームにはアイアン塗装を施し、和風になりすぎないように再生しています。
既存建具の再利用
元々は、キッチンとリビングの出入り口に設置されていたルーバーデザインの引き違い戸。
無垢材で作られており、状態も良かったので、WICの引き違い戸として再利用しました。
ベッドの背面には無垢の杉板を貼り、ウッドコーディネートしています。