■オフィスの和式トイレを洋式トイレに
埼玉県川越市にあるオフィスの和式トイレリフォーム施工例です。
改修コストを抑えるため、最もシンプルな方法で施工を行いました。
男子トイレ、女子トイレの各1台ずつ、計2台の和式便器改修工事です。
和式トイレから洋式トイレへリフォームする場合、解体をはじめ給排水の大幅な移設などが通常発生します。
そのため、配管工事や補修工事といった部分に費用、日数がかかってしまいます。
今回は、解体部分は最小限に留めて、補修工事を床の一部のみとし、給水の配管も露出で配管移設を行っています。
床の補修はシート補修で一部分のみとしています。
床材は、土足OKの施設用床材なので、住宅内装用の床材よりも費用がかかります。
床全体を施工しようとすると、材料費も倍以上かかり、さらに既存のタイル目地を平らに補修する必要がある為、施工費用も上がってしまいます。
▼トイレリフォームイメージCG▼
小さな工事でも、イメージの食い違いが起こりそうな場合、極力イメージCGを作成するようにしています。
今回は、床補修のイメージがつきにくいと思い、CGを作成しました。
■補修部分を少なくしてコスト削減
住宅の和式トイレリフォームでも、補修部分を少なくする事によりコスト削減が可能です。
本来であれば、床と壁の補修が必要になりますが、壁を腰高まで(又は床に絡む部分のみ)の補修にする事により工事費用を抑える事ができます。
既存の壁タイルをはがして腰壁を作るパターンと、既存の壁タイルを残し、化粧パネルを上貼りするパターンが一般的です。
化粧パネルがそれなりに高価なので、コスト的にはあまり変わりません。
■施工情報
●主な使用建材
・TOTO:腰かけ便器(CS670)
・サンゲツ:S-FLOOR(エスリューム)
●施工費用
和式トイレリフォーム(2箇所):34万円(1箇所あたり17万円)
●施工期間
和式トイレリフォーム:2日間
▼オフィス和式トイレリフォーム▼
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