基本的なI型のシステムキッチンであれば、施主支給の工事も可能です。
インターネットで安く手に入るシステムキッチンですが、搬入費や承認図が無い事による水道工事の追加費用などがかかり、総額はあまり変わらない場合があります。
プランインフィニットでは、コスト面でのバランスを考えた提案も含め、施主支給のサポートをさせていただきます。
後付け用や取り換え用の食器洗い乾燥機を使用すれば、基本的に後からビルトインで取り付けることができます。間口が210cm以上あれば、45cm間口のキャビネットを入れ替えることで取付ができます。また、シンク下へ設置するタイプもあります。
デメリットは、面材(表面の化粧材)を完全に一致させることができないことや、電気、水道の工事単価が、キッチンと同時に施工する時より高くなってしまうこと、その他、経年劣化しているキッチンの場合、ワークトップを外す際に大きく破損してしまうリスクもあります。
現在のキッチンの状況によっては、システムキッチンごと入れ替えた方が、コストパフォーマンスが良い場合もあります。
賃貸物件に多いミニキッチンですが、基本的には既製品を組み合わせて作られていますので、電気コンロ、水栓金具、換気扇、照明などは交換による補修、扉やサイドパネルなどは、化粧フィルムやパネルの上貼り、塗装等で補修が可能です。
補修部分の傷み具合や、適合するパーツの有無によっては、交換した方が良い場合もあります。
本来、『一式』とは、その項目を満たすすべての材料、作業料等を含めた金額となりますが、お客様側と施工者側での認識の違い(工事範囲や内容等)で、トラブルが発生する事も少なくありません。システムキッチンのリフォームで必ず必要になる工事として以下の内容があります。
・養生、引渡し前の清掃
・解体工事、廃材処分
・給排水位置の変更
・キッチンパネル(タイル)施工
・キッチン組み立て、シーリング
・給排水結び(あらかじめ配管しておいた給排水と、キッチンをつなぐ工事)
・電気工事、換気扇配管
・内装補修工事
・工事保険や交通費などの諸経費
最近では、パック工事でも見積り項目を細かく分けて提出する業者が多いので、工事内容もわかり易くなってきています。
パック工事では、決まった仕様で多くの受注をすることにより、材料費や人件費を通常よりも安く抑えることが可能です。そのため、お客様に提供する金額も通常より安くなります。
しかしながら、リフォームは現場ごとに納まりが異なり、その都度対応が必要になります。
例えば、同じI型キッチンのリフォームでも、窓の有無やその窓の形状、キッチン廻りの壁面の状態が全て異なります。それを同じ仕様、金額で対応すると、無理やりな納まりになったり、慣れによるミスが起きやすくなり、工事に粗がでます。
一般的には、通常の在来工法の一戸建てに当てはまるような仕様になっていることが多いので、ハウスメーカー仕様やマンションにはあまり向かない商品となります。
夕食の洗い物が終わったら、水栓金具の周りに飛んだ水滴をふき取っておき、週1回台所用クリーナーで清掃するのが効果的です。白い汚れは、放置しておくと落ちにくくなってしまうので日々のひと手間が綺麗を長く保つポイントです。
また、軽い汚れは、体洗い用のナイロンタオルで磨くのも効果的。水だけでも十分綺麗になります。
水に濡れてしまった鉄製の缶などをステンレスの天板に放置すると、缶に発生した錆がステンレスに移ってしまいます。鉄製の缶などは、すぐに別の場所に移しておくか、布巾などの上に置くようにします。配管のヌメリ取りも、あまり長い時間放置せず、ある程度の時間が経ったら、洗い流すようにします。もし、錆が出てしまっても、軽度のものであれば、クレンザーなどで落とすことができます。
食器洗い乾燥機は、通常、高圧高温のお湯を庫内に噴射させて食器を洗います。その為、通常の食器洗剤を使用してしまうと、必要以上に泡が立ってしまいますので、食器がうまく洗えないどころか、故障の原因にもなります。詳しくは、取扱説明書をよく読み、適切な使用を心がけるようにしましょう。
現在は様々なメーカーでおしゃれなミニキッチンがあります。
ネットでミニキッチンを検索すると、様々な種類のキッチンがヒットします。サンワカンパニーやIKEA製品は価格も安く魅力的です。
ただ、荷受けや搬入、工事費などを含めると、通常のミニキッチンを採用するよりもコストがかかってしまう場合もあります。その為、施工会社とよく相談をして採用する必要があります。
プランインフィニットでは、施主支給のデメリットを極力少なくするよう、サポートを行っております。
ダイノックフィルムは3Mの商品で、同じような物でサンゲツのリアテックやアイカ工業のオルティノなどが有名です。シート状の粘着フィルムで、様々な色柄があります。エレベーターの扉や内装、玄関扉、内装建具(ドアや窓)など、コストパフォーマンスに優れたリフォーム(リニューアル)方法として幅広く使用されています。ホームセンターや100均で売られているカッティングシートとは違い、表面が傷つきにくく剥がれにくいので、ホームセンター等のカッティングシートで失敗した人も、試してみる価値はあります。
システムキッチンのワークトップ(コンロ、調理スペース、シンクなどの天板面)の高さは、現在は標準で85cmに設定されています。これは、身長が160cmの人が使いやすい高さと言われています。近年は身長の高い女性が増えてきていることもあり、ワークトップの高さが5cm単位で選べるキッチンが増えています。ただ、実際はキッチンを使う人の感覚なので、実物がディスプレイされているショールームへ行って確認することをオススメします。
システムキッチンのグレード、大きさ、種類によって異なりますが、通常の普及グレードのシステムキッチンで、I型、間口240cm、ステンレスワークトップといった一般的な仕様の場合、システムキッチン本体の定価くらいになります。
例えば、商品見積りの定価が120万円の場合、システムキッチン本体+施工費で120万円前後の見積もり金額になる事が多いです。
ただし、キッチンの仕様や設置状況、内装の補修範囲等により変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
一番多く選ばれるのは、対面設置も含めI型です。一番基本的な形、施工性なので、コストも抑えられます。ダイニングとの境の腰壁が嫌な人は、ペニンシュラ型を選ぶケースが多いです。一方、昔は多く採用されていたL型は、コーナー部分の使い勝手が悪く、最近ではあまり見かけません。
ワークトップの種類は、男性はステンレス、女性は人造大理石を好むケースが多いようです。ステンレスも一昔前よりもキズが目立ちにくくなり、メンテナンス性も向上しています。
間口の種類はかなり豊富なので、様々な現場に合わせた間口を選ぶことができます。 システムキッチンを選ぶときは、一度ショールームへ実物を見に行くことをオススメします。
システムキッチンのメーカーや仕様が決まっていれば、1週間以内での見積りが可能です。特に仕様が決まっていない場合でも、大体1週間~10日くらいで見積りが可能です。
単体工事ではない場合や、ご要望によっては、内容などを検証する期間が必要となるため、通常よりもお時間をいただく事もあります。
■一般的なシステムキッチンリフォームの施工手順
1日目:既存キッチンの解体・撤去作業、配管作業、配線作業など。現場状況により、配管、配線などが2日目になる場合もあります。
2日目:各部補修、キッチンパネル施工などの木工事、メーカー現場確認。ここでは必要な下地補修工事を行います。1日目にできなかった工事なども、2日目に全て終わらせるようにします。新しく取り付けるシステムキッチンによっては、大掛かりな補修工事が必要となる場合もあります。組立がメーカー施工の場合、メーカーによる現場調査が入ります。
3日目:システムキッチン組み立て。システムキッチンの組み立ては、メーカーから依頼された業者が行うメーカー施工と、リフォーム業者が手配した職人が行う施工があります。基本的には、メーカー施工となりますが、I型のキッチンは比較的容易なため、リフォーム業者が行うことでコストダウンにつながります。
4日目:仕上げ工事。最終日はクロスでの仕上げ(又は補修)、水道やガスなどの配管の結び(水が使えるようになります)、清掃などの仕上げ工事です。
※こちらでご紹介しているのは標準的な施工日数です。現場の状況などにより、施工日数は前後します。
まずはじめに考えるのは、仕様の見直しです。ショールームなどで実物を見ると、ついついオプションを多くつけたり、上位グレードを選びがちです。特に水栓、食洗機、コンロなどは、必要以上のグレードを選んでいることが多く、本当に必要な設備かを冷静に見直す必要があります。
仕様によっては施主支給が可能な場合もありますが、搬入費の追加や施主支給割増となる場合もありますので、施工業者とよく相談することが必要です。
キッチンの増設、移設をする際に注意したいのが、現在のキッチン(又は水廻り設備)がどこにあるかということです。新しく設置するキッチンには、お湯、水、排水、ガス、電気の移設、新設が必要です。給湯配管は給湯器からの距離が離れてしまうと、蛇口から出るお湯の温度が上がりにくくなってしまうデメリットがあり、排水配管は、勾配が確保できず配管ができない場合もあります。大掛かりな補修工事や配管工事が発生し、思ったよりも高額な工事費用になってしまう事がほとんどです。また、給湯器にも注意が必要です。現在使用している給湯器の能力によっては、2階にキッチン専用の給湯器が必要になる場合もあります。その他、大容量電気機器(電子レンジやIHなど)の設置を考慮し、分電盤の改修も考慮する必要があります。技術的には可能ですが、安価にできるケースは少ないと考えられます。
■一戸建て在来工法の場合
床下のスペースは問題ないことがほとんどです。大幅な移設(別の部屋へのレイアウト)の場合、基礎コンクリートや土台などの床を作っている部分の改修が必要になることもあります。現在、床下収納庫や床下点検口があれば、現場調査の段階でより詳しく調べることができます。また、リフォーム後のメンテナンスや点検のためにも、床下収納庫や床下点検口を作っておくことをオススメします。
■マンションやRC、鉄骨造の場合
床下のスペースが無い場合や狭いことが多く、キッチンの排水勾配を取ることができない場合がほとんどです。特に古い造りのマンションでは、階下の別の部屋の天井裏に配管が通っている場合があり、レイアウト変更が困難です。現在の天井高が高ければ、床上げをしレイアウト変更ができることもあります。キッチンの移設をする場合、必ず壁、床の補修工事、照明、コンセント、スイッチなどの移設工事が発生します。
IHクッキングヒーターには専用の200Vの配線、専用コンセントが必要です。配電盤からの配線工事になるため、電気工事費用が必ずかかり、使用しなくなったガス管を撤去する工事も発生します。電気容量についても50A〜60Aの契約容量が必要になります。また、単層3線式の配電方式でなければ200Vの電気を取ることができないため、現在が単層2線式の配電方式の場合、東電申請、及び工事が発生します。最新のガスコンロは、清掃性も良く、機能も豊富なので、ご予算によってはIHにするよりも、新しいガスコンロに変えたほうがいい場合もあります。
レンジフードによっては、幕板が吊戸棚と同じ化粧になっている場合や奥行きが吊戸棚と合わずに専用部材が必要になることがあります。レンジフードの形状によっては、壁(又は天井)の仕上がってない部分が見えてしまい、補修工事が必要になる事もあります。リフォーム用のレンジフードがありますので、そちらを採用することで、それらの注意点をカバーしやすくなります。お施主様支給の場合は、ご購入前に事前相談をしていただく事をおすすめします。
■壁付けI型キッチン
システムキッチンの中では安価なセットになります。ダイニングキッチンの場合、スペースが広く使えるメリットがあります。オプションのカップボードを選定すれば、食器棚やレンジ台などにも一体感がでます。キッチンが独立している場合や、ダイニングキッチンでテーブルを置くスペースが無い場合におすすめです。
■カウンター対面キッチン
キッチンのスペースが明確で、食器棚やレンジ台などの配置も、キッチンの対面に設置すればスッキリと納まります。アイランド型やペニンシュラ型はI型よりも高額になるため、腰高の壁を造作しI型のシステムキッチンを設置する方法もあります。別にキッチン一部屋を作るだけのスペースが必要となるので、広いLDKスペースを確保できる場合におすすめです。
■システムキッチン
システムキッチンはワークトップ(天板)が一続きになっていて、ガスコンロ(またはIH)や食器洗い乾燥機などがビルトイン(一体)になっています。シンク、調理台、コンロ台の隙間が無いので手入れがしやすく、人造大理石のワークトップも選べます。既製のパーツを組み合わせて作られるので、間口のバリエーションも豊富です。
■ブロックキッチン
ブロックキッチンは、シンク、調理台、ガス台がそれぞれ別になっていて、それぞれを組合せて設置します。間口やレイアウトはシステムキッチンと同様に豊富で、それぞれの位置を手軽に決められるメリットがあります。例えば、シンク横(ガスコンロと反対側)にもう一つ調理台が欲しい場合、システムキッチンでは特注になるケースがありますが、ブロックキッチンではもう一つ別の調理台を設置すれば解決します。ただ、それぞれが別々で天板が分かれているため、隙間を処理する必要があり、加熱機器(ガスコンロ、IH)は基本的に据え置き型になります。ビルトイン風のガスコンロキャビネットもありますが、コンロの種類が限られてしまいます。システムキッチンに比べ価格が安いので、賃貸物件や事務所などに利用されます。
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