小規模なリフォームでよく耳にする「多能工」、1人の作業員で様々な作業が可能で、人件費を削減でき、コストダウンが期待できます。
例えば、トイレのリフォームを行う時、作業内容によって人員を分ける場合「解体」「配管」「電気」「下地補修」「仕上げ」と、大きく分けて5人の専門作業員が必要となります。
基本的に建築関係の作業員の報酬は、日当で計算されるため、単純に5人分の人件費がかかります。
これを多能工で分けた場合、「解体」「配管」「電気」を1人の作業員、「下地補修」「仕上げ」を1人の作業員で出来た場合、単純に3人分の人件費の削減が見込めます。
実際はこんなに単純ではないのですが、それでもコストダウンにつながるケースが多いです。

ただ、デメリットもあります。
専門の職人は、基本的に一定以上の技術力があるのに対し、多能工はその技術力にかなりの個人差があります。
まれに、営業マンや現場監督に「やらされている」場合もあり、その場合は残念な仕上がりになる事が多いです。

プランインフィニット代表の　山田　も多能工として現場作業にあたります。
主に、間仕切りや床、天井の下地造作工事、造作家具工事、キッチンやシステム家具の組立工事、フローリングやフロアタイルなどの床仕上げ工事、クロス施工などの表装工事などの作業が可能で、それぞれの単体作業を依頼されるくらいの技術力を有しています。