基本的に工事中はキーボックスを使用し、お預かりしたカギを管理しております。
ダイヤル式南京錠の大きい物で、内部にカギを収納できるようになっています。
工事中に、現場の開け閉めを毎日行わなければならないと思っているお客様も多いようで、よく聞かれるご質問です。

 

お客様によっては、キーボックスの管理をしないで欲しいといった方や、マンションなどの規約でキーボックス管理が不可とされている場合があります。
そういった場合は、現場監督が解錠、施錠を行ったり、事務所保管として管理することも可能です。
ですが、この場合デメリットもあるので、その一部を紹介いたします。

・現場不在時の荷受けができない。

工期が長い工事になると、現場に誰も入らない日が発生することがあります。
搬入する材料や、材料の発注先にもよりますが、大抵の場合、キーボックス管理であれば、カギを開けて現場内へ搬入しておいてもらう事が可能です。
キーボックスが無い場合、持ち戻りとなり、翌日の作業に支障が出る場合があります。

・諸経費に追加費用が発生する。

現場監督常駐の現場では、現場監督が管理する方法でも問題ないのですが、リフォームの場合、常駐という事がほとんどありません。
プランインフィニットでは、現場監督常駐を基本としていますが、日によっては遅れて行くことや、早めに現場を離れることもあります。
その為、カギの管理が伴う場合、現場から動く事ができなくなり、現場管理費の単価が上がってしまいます。
事務所保管として、各業者が取りに来る方法を取った場合も、遠回りになれば、その分交通費が加算されます。
工事期間が短い場合は、それほど追加費用がかからないこともありますが、工期の長いフルリノベーションでは、特に注意が必要です。

・フレキシブルな対応が難しくなる。

業者によっては、1日に複数件の現場を回る業者もいます。
その為、工程表の予定が無かったとしても、突発的に現場に入ることもあります。
キーボックス管理出ない場合、そのような状況に対応する事が難しくなる場合もあります。