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居抜き物件を利用してコストを抑える場合の注意点はありますか?

いくつかポイントがありますが、現在の内装、設備、水回り、電気容量は確実にチェックしましょう。

居抜き物件のメリットは、内装工事にかかる費用を抑えられる所にあります。ですが、内装の買取費などもかかるため、選び方を間違えると予想以上に費用がかかることも珍しくありません。いくつかのポイントをご紹介します。

●内装・間取り

内装の雰囲気よりも、間取りやモールディング、カウンターなど、簡単には改修できない部分をチェックすることがポイントです。
例えば、洋風の雰囲気をイメージしている場合、和風の物件を選んでしまうと、結局洋風にするために、和風の設えを撤去したり、壁を作り替えたりと、かなり大掛かりな改修が必要な場合もあります。

●設備機器

必要な設備機器を置けるスペースがあるか、残置してある設備機器は使用可能かどうか等がポイントです。
特にエアコンは、新たに設置する間仕切りや撤去する壁に絡んできたり、古い場合はすぐに壊れてしまうこともあります。
飲食店の場合、業務用の冷蔵庫類もチェックしておくと良いでしょう。

●水回り

トイレや給湯などの設備や、水道メーターの大きさ等のチェックも重要です。業種が変わる場合、水回りの設備が十分に揃えられない可能性があります。
例えば、アパレル系から水を多く使用する美容室などに改修する場合、給湯設備、水道メーターの大きさがかなり重要になってきます。

●電気容量

古い店舗の場合、電気容量にも注意が必要です。電気容量が最大どのくらいまで上げられるかを、事前に確認しておきましょう。
例えば、事務所から飲食店、美容室などの電気を消費する店舗にする場合、極端に電気容量が足りなくなるケースもあります。

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