東京都中野区で、店舗リフォームのご依頼です。
今まで薬屋さんとして使用していた物件を飲食店へリフォームします。
主な工事内容は、厨房と客席を分ける間仕切りの作成、カウンターの取付、厨房機器設置に伴う電気、水道の設備工事です。
■造作工事
工事5日目からは造作工事に入ります。
天井の増し貼り、厨房と客席を分ける間仕切り、カウンター、厨房内のパネル施工が主な工事です。
まずは天井の増し貼りです。
天井が所々傷んでいて、かなり波打った状態でした。
仕上げに影響してしまうので、薄ベニヤで下地を整えます。
また、埋め込みのダウンライトなどの照明の納まりが悪くなるため、ポイントで補強を入れておきます。
★店舗厨房の仕様
基本的に厨房内の天井や壁にベニヤ板を使用することは基本的にNGです。
ではなぜ、今回ベニヤ板を使用しているのか。
実は、個人が経営するような小規模な店舗は、ある程度の条件を満たしていれば、そこまで厳しく見られることはありません。
そこで、コストを極力抑えるために、今回は最低限の補強、補修工事としました。
ただ、地域によっては厳しく見られることもあるので、事前に保健所に相談に行くことをオススメします。
天井がある程度出来上がったら、間仕切りを建てていきます。
建物自体が歪んでしまっているので、計画段階の図面通りにはいきません。
満たさなければならない条件を挙げ、それらがクリアできるように造っていきます。
今回の条件は・・・
●設備機器の搬入が行える間口を確保。
●設備機器の設置ができるようにスペースを確保。
●お施主様支給のオーダーカウンターを納めるための間口を確保。
主に、この3点です。