東京都杉並区で、使用していないキッチンの撤去工事を行いました。
8畳の部屋の隅にあるキッチン。
もう使用していないとのことで、撤去のご依頼です。
撤去後の床や壁が破損してしまったり、キッチンの形に痕が残ってしまうため、内装クロスのリフォームも同時に行います。
■下地の補修〜クロス施工(2日目)
2日目からクロスの施工です。
まずは荒れている下地を平滑にするため、パテ補修をかけます。
パテが乾くまで、パテ処理の必要が無い部分を施工していきます。
クロスの張替の場合、よほどのことが無い限りは、古いクロスを剥がしてすぐに新しいクロスを施工できます。
下地処理が必要だとしても、極少量のパテで済む事がほとんどです。
※こんな下地は要注意!
剥がしたクロスの裏紙が、パテの水分を吸いこみ膨れた状態で固まる。
出っ張っている部分が多い下地。
凸凹が大きすぎる(深すぎる)。
よく勘違いされるのが、パテ補修が万能だと思われる事。
状況によっては、余計に不陸が大きくなったり、余計な不陸を作ってしまったりします。
また、大掛かりなパテ補修は通常単価ないではできません。
その為、下地を大工工事などで作り直したほうが安く済む事もあります。
意外にも、営業マンや監督さんがこの事を理解していない場合もあるので要注意です。
■パテ補修完了
パテで補修した部分は後日施工を行います。
速乾剤を混ぜているので、1日おく必要はないのですが、今回は他の部分にパテ補修がほとんどいらないので、作業効率を考えての段取りです。