■エアコンのトラブル
いつも原状回復などのリフォームでお世話になっている杉並区のお客様。今回は貸家のエアコン交換です。
貸家のエアコンの調子が悪いという事で、お問い合わせをいただきました。ここ数日の猛暑で、エアコンのトラブルも多いようです。
チェックしてみると、運転後10分ほどで止まってしまいます。エアコンに何らかの異常があり、保護装置が働いているようです。
本来ならば、メーカーに故障原因を調べてもらう為に点検依頼をかけるのですが、すでに借主様が住まわれている事や、エアコン自体が13年ほど使用している物だったので、お客様に交換をお勧めしました。
こういった場合、修理も可能ですが、まず点検依頼をかけて原因を調べてもらうのに5000円ほどかかります。
また、借主様と予定を調整し、点検日・修理日を決めなければなりません。
週末しか時間の取れない借主様でしたので、実際エアコンが使えるようになるまで、単純に2週間かかることになります。
ここ数日の日中の暑さを考えると、あまり時間をかけていられません。結果的に修理で直った場合でも、仕様年月が10年を超えているので、またすぐに別の不具合がでる可能性もあります。(各メーカーで設定しているエアコンの使用期限は10年です。)
真夏日、猛暑日にまた不具合がでたら、借主様に再度時間を作っていただく事になり、またしばらく暑い中過ごしてもらう事になってしまいます。
大家さんの信頼問題にも関わってくるので、迅速かつリスクの少ない対応が必要になります。
そういった経緯もあり、エアコンの交換工事をご依頼いただきました。
■エアコン工事の価格
プランインフィニットのようなリフォーム業者でエアコン工事をする場合、基本的には量販店やエアコン専門業者の価格には到底敵いません。
今回のエアコン交換も、おそらく量販店よりも2〜3万円ほど多くかかっています。単体工事になると、どうしても金額が高くなってしまいます。
しかし、こういった小さな工事でも担当者がその場に顔を出し、信頼できる下請け業者に仕事をお願いします。
大家さんにとって、この家は商売道具。
「賃貸だから・・・」と言って適当に済ませる業者を見かけますが、「お客様の商売道具をメンテナンスしている」と言う意識を持って作業にあたります。
エアコン交換費用:75,000円(エアコン本体、施工費、消費税込)
■工事風景
まずは養生です。量販店などの取付では、養生もしたりしなかったり、工事に来た職人によって違うそうです。
一言でいえば、「当たり外れがある」と言う事です。
古いエアコンを撤去し、新しいエアコンを取り付ける準備をします。
写真(上真ん中)は汗かき防止のテープ。配管の結露によって生じた水滴が垂れてこないよう防止するものです。
室内機を取り付けたら、配管を室外機の設置位置まで伸ばしてきます。
配管から出ている銀色の物体。これは配管を曲げたとき、配管がつぶれないようにするもの。配管がつぶれてガスの循環が悪くなるのを防ぎます。
急な角度に曲げる時や細い配管を曲げる時に使用します。
室外機を取り付ける前に、配管を保護テープで巻いて固定しておきます。また、配管の穴を防水パテで埋めておきます。
真空引きを行い、配管を結びます。トルクレンチを使用し、適正トルクで締めこみます。
最後に動作チェックを行いながら、掃除と片付けです。エアコン本体も拭き掃除。
中には、新品の室外機の上に乗って作業をし、そのまま帰ったり、室内機についた手垢を拭かずに帰ってしまう業者もいます。
特にトラブルがなければ終了です。所要時間は状況によりますが、今回は2時間半ほど。
施工費用は量販店等よりも高めですが、一定以上のクオリティをもって作業にあたっているので、お客様にはご満足いただいているようです。
プランインフィニットでは、エアコンの施工だけでもお伺いいたします。(エアコン本体は施主支給)
施工費はエアコン専門業者などにくらべると割高ですが、工事のクオリティに当たり外れがありません。
ぜひ一度ご利用ください。→お問い合わせ