マンションリフォーム・DIYサポートのプランインフィニット

畳からクッションフロアへ
福祉施設の和室リフォーム

東京都杉並区
福祉施設リフォーム|杉並区 20200901 (1).JPG

杉並区にある福祉施設の和室リフォーム事例です。

施設内にある約30㎡(8畳+14畳)の和室。畳が古くなったので、カーペットを敷いていたのですが、汚れが目立つようになり、消防指導の対象ともなるため、クッションフロアへのリフォーム依頼を頂きました。

人の出入りが多いことや、頻繁な清掃や消毒作業を考慮し、店舗用クッションフロアを提案。通常のクッションフロアよりも厚手で耐久性があります。
長尺シートやフロアタイルよりも耐久性は劣りますが、コストを抑えることができます。

 

絨毯・畳撤去、根太施工

畳の撤去から、嵩上げのための床根太施工の動画です。

公共施設の場合、カーペットなどの敷物を使用する場合、防炎ラベルを掲示する必要があります。今回は、消防からの指導もあり、絨毯敷きからクッションフロアへのリフォームを行いました。

まずは、絨毯を剥がしていきます。敷いてあるだけとはいえ、面積が大きいので一苦労です。
絨毯を剥がしたら、畳を上げていきます。こちらもワラ床の本畳で、一枚あたりが推定30kgと重いです。
絨毯を剥がし、22枚の畳を搬出し終えるまでに半日(約4時間)かかりました。

畳を撤去すると、撤去した部分が畳の厚み分低くなります。クッションフロアの仕上げで段差ができないよう、床上げの根太を組んでいきます。
レーザーや水平器でしっかり水平を取ってしまうと、経年で歪んでしまった既存部分とで、ちぐはぐになってしまいます。その為、今回は既存部分の基準点を水糸で結んで、まっすぐに根太を敷きました。
通常は短手に根太を敷きますが、既存根太と直行させるため、長手に敷いています。

 

根太施工、ベニヤ貼り

根太施工が完了したら、ベニヤ板を貼っていきます。今回は1枚貼りにするので、中空になってしまうジョイント部分を少なくするために、根太と平行に貼っています。ジョイント部分には、補強用に木片を入れています。ジョイント部分のたわみが、隣りのベニヤ板と連動するようになり、クッションフロアの接着不良や経年によるひび割れを予防します。

 

クッションフロア施工

クッションフロアを施工して仕上げとなります。

まずは、ベニヤの目地のパテ処理。床用の樹脂セメント系のパテを使用します。
仕上げのクッションフロアがフローリング柄で、長手方向に施工するので、直行する目地は2回以上パテを打ちます。長手方向は、フローリングの柄と馴染んで目立たないのですが、短手は不陸があると目立つためです。

パテ処理が終わったら、基準線の墨出しをします。基準線を決めておくことで、接着剤を塗りすぎたり、柄が曲がってしまう事を予防します。クッションフロアの施工に限ったことではないですが、あらゆる作業で、墨出しは、綺麗に仕上げるための重要なポイントです。

墨に合わせて材料を仮置きし、接着剤を入れていきます。クッションフロアを十分に圧着したら、ジョイント部分と四方のはみ出た部分をカットして仕上げます。ジョイント部分は、表面から透明な接着剤を流して剥がれにくくします。

全て貼り終えたら、家具を戻して完成です。

 

Photo Gallery

リフォーム画像

営業エリア

杉並区、中野区、新宿区、渋谷区、世田谷区、練馬区、武蔵野市、三鷹市、その他東京都近郊(お気軽にご相談ください)

公式facebookページ

お問い合わせはこちら


リフォーム会社検索サイト


  

住宅リフォームナビ(東京都杉並区)6.png