外壁に取り付けられている看板。テナントに入居する際、コストを抑えるため、前のお店の看板にシートを貼って白くしているだけでした。完全予約制なので、特に大きな看板は必要なく、今回の工事で全て撤去することとなりました。
シーリングとビスを併用しての取り付けなので、汚れは残ってしまいましたが、大きな補修は行わずに済みました。どのみち建物の計画修繕が近いうちに行われるようなので、汚れたままで良いそうです。
使用していないスポットライトも一緒に撤去しています。

木製のシャンプー台は、長年の使用で水かかりによる痛みが目立っていました。
新たに作り直すとコストがかかりすぎてしまうため、水かかりやブリーチ材などの薬品に強いキッチンパネルでリニューアル。ダークな色味のモザイクタイル柄は、ブラックのシャンプーボウルとマッチします。
経年劣化しているシャンプー台のパーツやパッキンも交換。小口処理もアルミ材を使用し、水分や薬剤などに強い仕様となっています。

メインのクロスはモルタル調、アクセントにスタックストーン柄のクロスを使用しています。
フロアタイルは、グレーに近いパーケット柄を全面に施工しています。
白と茶色の古い雰囲気が、グレイッシュで落ち着いた雰囲気になりました。既存の什器や扉には、レコードのジャケットやポスターを貼り、茶色の部分を少なくしています。

シャンプー台、内装仕上げの他、換気扇の交換、フロントサッシの補修、ミラーキャビネットの棚取付等を行いました。
元々ミラーキャビネットが2台ありましたが、カット席も1席にするので、1台は鏡を取り外し、化粧シートで補修。収納兼パーティションとして使用しています。使用するミラーキャビネットには、鏡の角度に合わせブラケットを造作し、棚を取り付けています。

Atelier Queen様

所在地：東京都杉並区上高井戸1丁目8-3