施工前、リビングとキッチンの間に不思議な梁型がありました。解体してみると、古い壁が残っており、それを隠すための梁型でした。既設のキッチンは、扉が古くなり、お客様のDIYで補修をしたそうです。また、L型のコーナー部分は使い勝手が悪いようで、後からコンロとの間に壁を建て、電子レンジなどを収納していました。

今回のリフォームでは、謎の梁型を古い壁ごと撤去し、キッチンと天井高を合わせました。リビングとの間にはカウンター付きの腰壁を造作、そこへI型のキッチンを据え付けました。いままでリビングに置いていた食器棚も、キッチン内に置く事ができるようになり、家事動線も改善。リビングも広く使えるようになりました。

リフォーム後は、I型の対面キッチンになりました。謎の梁型も綺麗に撤去し、ライティングレールを設置。御支給の可愛いペンダントを取り付けています。既設キッチンの撤去痕の補修には、クッションフロアを施工。レトロ柄のクッションフロアが、キッチンの色とマッチします。キッチンのメイン照明もダウンライトに変更しています。

キッチン本体は、お客様のご支給。建材関係のお知り合いがいるそうなので、キッチンの発注と設置工事は、そちらで行いました。食器棚などのキッチン家具は、元々あったものを引き続き使っています。