まるで新品!古建具を化粧シートでリメイク
古くなった建具を、化粧シートを使ってリメイクしました。
「ドアをまるごと交換したのかと思った」と、お客様から嬉しい感想をいただきました。
特別な技術は必要ないので、DIYでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ご希望があれば、プランインフィニットがレクチャーやアドバイスをする事もできます。
各部の補修・補強
まずは、傷んだ部分の補強や、不要な小窓の塞ぎといった補修を行います。
今回は、丁番の取付部分や、補助錠の取付部分に十分な下地が無く、取付ビスがすぐに緩んでしまうといった不具合がありました。
扉厚に合うように、下地材、補修用の板材を選定し使用しています。
接着剤とミニビスを使用し、補強部分が扉全体で支持できるように固定しています。
パテ補修
補修・補強ができたら、パテで表面を平滑に仕上げていきます。
1回目は、下塗り用の石膏パテで、段差を無くしていきます。
2回目は、上塗り用パテで、さらに表面を平滑にします。
3回目は、シールパテ(シーラーが含まれているパテ)を使用します。シールパテを使用することで、プライマー処理をしなくても化粧シートが接着しやすくなります。
シート施工
シート施工は、まずプライマーを角部分に塗ります。シートの切り口から剥がれてくるのを予防します。
一枚目は、小口部分に少し巻き込む形で貼りつけ、2枚目をかぶせるようにして仕上げます。
かぶせる部分には、しっかりとプライマーを塗っておきます。
このようにすることで、剥がれにくくなり、長期にわたり綺麗な状態を保つことができます。
金物取付~建具設置
シートを貼り終えたら、ドアノブや丁番などの金物を戻していきます。
今回は、丁番を新品に変えてあります。
元々の丁番と同じ大きさのものを使っているので、吊込みは、元々の掘り込みに戻すだけとなります。
開閉具合を確認し、完成です。
プランインフィニットでは、小さな補修工事でも喜んで承ります。
今回の事例のような、ドアの補修や調整・交換はもちろんのこと、クロスの補修、壁の穴補修、トイレ交換などの単体工事等、お気軽にお問い合わせください。
また、DIYのレクチャーもできますので、今後のメンテナンスや補修をDIYで挑戦してみたい方は、ぜひ一度ご相談ください。