真壁への手すり取付
戸建て住宅の手すり取付。ネジや釘の効かない真壁に、手すりベースと棚板用のブラケットを利用して設置しました。DIYでも可能な取付方法なので、オススメです。
真壁への手すり取付
昔ながらの和風デザインに「真壁」という造りがあります。柱を出して、柱間の壁が土壁や塗り壁になっているデザインです。
真壁の場合、基本的に柱や長押以外の場所には、ビスや釘が効きづらくなっています。そのため、強度が必要な手すりを付ける時は、ビスや釘が効くように、ベース材を貼り付けて、そのベース材に手すりを設置します。
石膏ボードの大壁(柱を見せないデザイン)の場合も同様なのですが、ベース材の取り付け方が若干異なります。
真壁は通常、柱と壁のチリ(段差)が15~20mmほどあります。そのチリ部分に、ブラケットやL字金具を使って、ベース材を取り付けます。さらに強度が欲しければ、ベース材の厚みを厚くしたり、ベース材の裏に接着剤を塗り、壁と一体化させます。
ベース材がしっかり取り付けできたら、後は通常通り手すりを付ければ完成です。
DIYで手すりを付けたいけど、つけ方がわからない、強度が不安という方は、是非一度ご相談ください。