マンションリフォーム・DIYサポートのプランインフィニット

マンションの場合、在宅でのフルリフォーム(リノベーション)は、できない事がほとんどです

マンションに限らず、フルリフォーム(リノベーション)の場合、仮住まいに移っていただく事が基本となります。

通常、フルリフォームでは、間取り変更に伴う間仕切りや床、天井の解体、設備機器の撤去といった解体工事を一度に行います。その為、生活スペースが全く無くなります。
2世帯住宅や、海外の方向けのマンション(2バスルーム)などでは、在宅でのフルリフォームもできる可能性がありますが、効率が悪くなり、確実に施工費が上がります。おそらく、家財の一時保管や仮住まいの家賃くらいは、余裕で超えてしまうと思います。

部分リフォームの場合でも、フルリフォームに近い内容であると、仮住まいへ移ることをおすすめしております。

コンクリートに施工できる、直貼り用のフローリングをマンション用と呼ぶことがあります

一般的なフローリングには、捨て貼り工法用、根太組工法用、直貼り用の3種類のフローリングがあり。それぞれ適用できる下地が異なります。
この中で、マンション用と呼ばれている物は、直貼り用フローリングで、フローリングの裏面にスポンジ状の吸音材が付いています。
捨て貼り工法用や根太組工法用よりもクッション性が高く、
フカフカしているので、タンスなどを置く場合には突っ張り棒などで地震対策をすることをオススメします。クッション性がある事により台所などの立ち仕事をする際に疲れにくいというメリットもあります

古いマンションで、根太組床に、直貼り用のフローリングでリフォームしているのを見かけますが、基本的にこの使い方は間違っており、コンクリートスラブに、直接接着剤で貼りつけて施工をしなければなりません。
このような使い方をしている場合、管理組合の承認を通す目的で使用されていることが多く、十分な防音性能を発揮できない可能性があり、入居後に階下の住人とのトラブルにつながるリスクがあります。

 

直貼り用フローリング

直貼り用フローリングは、その名の通り、コンクリートスラブに直接貼り付けて施工します。
直貼り用フローリングを使用する大前提として、コンクリートスラブに十分な厚みがあり、低音域の遮音性が担保されている必要があります。直貼り用フローリングは、基本的に中・高音域の防音となるので、歩行音のような低音域の音は、そのままスラブへ伝わりやすくなります。
そのため、低音域の防音が担保されていない古いマンションの根太組構造では、「リフォーム前より音がうるさくなった」と思われることも少なくありません。

通常、2重床構造にする前提のマンションは、直床のマンションよりも床スラブは薄くなります。その分、遮音性は下がり、2重床の構造で防音する必要があります。
古いマンションの場合、直床でも床スラブが今ほど厚くない場合が多いので、可能な限り2重床へ変更することをおすすめしています。

 

プランインフィニットは、マンションリフォームを得意とするリフォーム業者です。
些細な事でも、お気軽にお問い合わせください。

大きく異なるのは、作業分担、工程、構造などが異なります

一般的な木造住宅(一戸建て)の場合、大工さんが中心となり現場を管理し、進めていくことが多いです。ですが、マンションリフォームでは、基本的に現場監督が中心となり、現場を進めていきます。
 

異なる作業分担

  一戸建て マンション
荷上げ 無し 荷上げ屋
共用部養生 無し 軽作業員
墨出し 大工 現場監督
間仕切り造作 大工 軽天屋
ボード施工 大工 ボード屋
床工事 大工 フローリング屋
防災設備工事 無し(又は軽作業員) 防災設備屋

上表を見てわかるように、一戸建てでは大工が担当している作業のほとんどを、別の業者が行います。また、一戸建てには必要のない作業も含まれており、一戸建てよりもコストがかかってしまうように見えます。
これらのコストのバランスを取るため、マンションの内装工事では、作業分担が細かく分かれています。基本的に、軽天、ボード、フローリングなどは、㎡単価が大工よりも安いため、コストのバランスを取ることが可能です。ですが、現場管理ができないと、作業分担が難しくなるため、結果的に大工にまとめて発注する業者が多いと感じます。そのことが予算を圧迫し、職人叩きや手抜き工事の一因となっているのも事実です。

リフォームに限ってですが、これらの作業をまとめて受けることができる「リフォーム大工」というリフォーム専門の大工がいます。プランインフィニット代表の やまだ もその一人ですが、間仕切りや木部造作などの単価を抑えて工事ができるので、リフォームにおいては、リフォーム大工を使う事が主流になっていると感じます。

 

異なる工程

マンションと一戸建ての工程で大きく異なるのは、間仕切り造作時に電気や水道工事が入るタイミングです。
一戸建てリフォームの場合、大工が作業をしている合間に、電気や水道の工事を行いますが、マンションリフォームでは、電気や水道工事が入るタイミングで、大工が現場を空ける必要があります。これには、内装構造や作業スペース、現場管理者の違いなどの理由があり、マンションリフォームで、一戸建てのように同じタイミングで作業に入ると、効率が非常に悪くなります。
これが、後々予算を圧迫する一因となります。

 

異なる構造

一戸建ては、ほとんどが木造ですが、マンションは鉄骨造やRC造です。鉄骨造やRC造に適した内装構造は、軽天と呼ばれているLGS、又はLVLでの構造となります。木軸よりも作業効率が良く、材の狂いが少ないのが特徴です。床に関しても、置き床または、直床となります。

特に置床の場合、防音効果を確保しなければならないのですが、作業を行う人によっては、システムネダという防音用のキワ根太を使用せずに、床を作ってしまう事もあります。その場合、防音性能が落ち、リフォーム後にクレームになってしまう事もあるため、現場管理がしっかりとできなければなりません。

 

この他にも、様々な違いがありますが、基本的にマンションリフォームにおいては、現場管理を完全に独立して機能させるか、現場管理も担えるリフォーム大工を採用するといった選択がベストです。

プランインフィニットでは、代表の やまだ が、現場管理とリフォーム大工を担当するため、安心して工事をお任せいただけます。

和室の畳をフローリングにリフォーム

賃貸マンションの和室の畳を、フローリングへリフォームしました。賃貸物件なので、出来るだけコストをかけずに作業しています。

 

根太組は、まず外周から取り付け、その後で中の根太を組んでいきます。

古いマンションなので、畳寄せや敷居などのレベルが悪くなっています。
レーザーでレベルを確認し、既存部分で下がりすぎている所は、予め許容範囲内まで調整しておきます。

新たに組んだ根太も、±1mmの範囲で微調整することで、既存との取り合いがあからさまに悪くなるのを防ぎます。

既存の床を解体して新たに床を造っても、作業費的にはさほど変わらないのですが、解体で出た廃材や材料費の差額が余計にかかってしまうため、全体の工事費は若干上がってしまいます。
その為、コストをかけずにリフォームする場合、既存床の上に新たな床を造るといったパターンが多くなります。

 

根太組ができたら、フローリングを貼るための下地ベニヤを貼っていきます。

フローリングの種類には、捨て貼りを省略できる「根太組工法用フローリング」というものがあります。
一見、根太組工法用を使用した方が、捨て貼りが無い分コストダウンになりそうですが、捨て貼りはそれほど手間がかからないので、「捨て貼り+安価なフローリング」の方がコスト的に安く済むことが多いです。

まれに、捨て貼り工法用のフローリングを、根太組工法で使用してしまう人がいるので、要注意です。

 

捨て貼りができたら、仕上げのフローリングを貼っていきます。
フローリングを貼る前に、基準墨と貼り出し墨を出します。
基準墨は、部屋の奥と手前の中心を結んだ線と、それに直角な線になります。
貼り出し墨は、基準墨から追い出し、見えがかりとサネの2本出しておきます。

見えがかりの墨に合わせ、貼り出しのフローリングをカットします。
既存部分への突付で納めるため、より正確にカットします。
貼り出しが決まれば、最後の貼り終いまでは、比較的簡単な作業になります。

最後の2列になった時点で、貼り終いのフローリングをカットしておきます。
2列分を貼って完了です。

 

プランインフィニットでは、賃貸オーナー様からのご依頼はもちろんの事、不動産業者様からのご依頼も可能です。賃貸マンション、アパートの原状回復、リフォーム、その他修繕など、お気軽にお問い合わせください。

 

賃貸マンションのフローリングリフォーム

賃貸マンションの畳の部屋を、フローリングへリフォームしました。

フローリングは、ホームセンターで購入可能な安価な物を使用させていただきました。
ホームセンターやネットで購入が可能な材料は、御支給いただく事も可能です。数量の拾い出しや現場への搬入など、プランインフィニットがサポートいたしますので、安心してご相談ください。

 

古い畳は、予めお客様の方で処分済みです。賃貸住宅では、少しでも原状回復の費用を削減するため、分離発注や施主支給などを積極的に採用しています。

 

畳の厚さ分、根太を使って床上げしています。

今回のケースでは、床を造りかえるよりも、既存床への上貼り施工の方が予算的に有利だったため、この方法を採用しています。
ちなみに、予算を気にしない場合、引戸の敷居交換、窓下枠の交換、畳寄せを巾木へ変更、床下地を置床に変更といった方法での工事になります。
今回の方法との違いとしては、まず仕上りが格段に違います。そのほか、敷居や枠の歪みが直る、耐久性が上がる、次回リフォームの施工性が良くなるなど、予算をかけた分メリットも多いです。

プランインフィニットでは、マンションリフォームを中心とした住宅リフォーム全般を承ります、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

 

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