ユニットバスリフォームの一般的な工程は以下のようになります。

 

●1日目～2日目：既存浴室の解体

在来浴室の解体は1日〜2日かかります。1階設置の場合、1日でほぼ終了します。

●2日目：水道配管

給水、給湯、排水、追い炊きの配管をします。換気扇の配管や電気配線を同時に行う場合もあります。

●2日目～3日目：土間打ち

ユニットバスを据え付けるためのコンクリートを打ちます。通常は10cm程度の厚みを持たせます。土台部分に腐食などがあった場合、この工程の前に補強、防蟻剤の塗布を行います。2階設置の場合はこの工程が省かれ、代わりに据付架台を取り付ける為の下地造りを行います。マンションの場合やべた基礎でコンクリートを打つ必要のない場合はこの工程が省略されます。  

●4日目：養生日

土間コンクリートを乾燥させるため、最低でも1日は立ち入らないようにします。フルリフォーム時等、土間打ちからUB据え付けまでの工期に余裕があれば、この期間はできるだけ長く取ります。（理想は1週間以上）

●5日目：UB組み立て

ユニットバスの組み立てです。ユニットバスの組み立ては、基本的にメーカーの認証を受けた業者が行います。ユニットバスのグレードによっては2日かかる場合もあります。工期に余裕が無い場合や、後結び用の配管ユニットが無い場合は、配管の結びも同時に行います。
作業がスムーズに進めば、5日目にお風呂が使えるようになりますが、シーリングやユニットバスの脚を固定する接着剤が乾ききっていない場合があるので、当店ではまだ使わないようお願いしております。

●6日目：脱衣所、UBドア廻り補修、配線工事

ユニットバスのドア枠、設備配管に伴う解体部分の補修など、洗面所（脱衣所）各部の補修を行います。 
その他にも、照明、換気扇の配線、配管工事を行います。浴室暖房換気乾燥機を取り付けた場合、専用回路の増設配線も行います。

●7日目：クロス、CF工事

洗面所のクロス、クッションフロアの施工を行います。

●8日目：器具取付、配管結び

ユニットバスの組立と一緒に配管接続を行わなかった場合、最後に配管接続を行います。洗面台等の脱着や交換がある場合、その取付も行います。