先日タウン誌で、中野駅前の再開発の記事が特集されていたのでご紹介します。
2012年〜2013年にかけて竣工予定の中野駅前開発。以前、中野通り西側に広がっていた警察大学校の跡地を利用し、オフィスビル兼マンション、大学、公園ができる予定です。
警察大学校跡地の敷地面積は約21ヘクタール。東京ドーム4.5個分だそうです。
すでに警察病院が建てられ、ついでオフィスビル、公園などの開発がスタートしました。
2013年には、早稲田大学、明治大学、帝京平成大学が新キャンパスを開校。
中野は、今までも学生層、若手芸人などに人気のあった土地ですが、今年2月に南口のマルイがリニューアルオープンしたこともあり、今まで以上に人気の土地になりそうです。
さらに、駅前にオフィスビルができることにより、昼間人口が増え、さらに活気ある街になることが予想されます。
他にも、中野駅前ターミナル、区役所、そして中野区のランドマークでもある中野サンプラザなどの再編も予定されています。
最終的な再開発工事の終了は2018年。今とは全く違う、新しい中野の風景になります。
■これまでのものと新しいものとの共存
再開発により、中野の活気がさらに上がるのは良いが、いままでの「アットホーム」な雰囲気が壊れてしまうのでは、と懸念する声も少なくないようです。
個人商店が多く立ち並ぶ中野の商店街。これは中野の良さの一つです。
新しくできたオフィスビルには、ショップや飲食店が入ることは間違いありません。
大手チェーン店などが入った場合、今までのお店がなくなってしまうのではないか、そんな不安もあるようです。
古くからの街並みと、新しい街並みがうまく共存できるような再開発の形を期待したいですね。