東京都杉並区の店舗リフォームのご紹介です。いままではお寿司屋さんだった居ぬき物件に、少し手を加えた工事です。内装の仕上げを、お客様自らが行うDIYの代表的な施工例です。

はじめにお見積りにお伺いした時は、内装の塗装、カウンターの作成、収納の改修・取り付け、トイレ手洗い器の取り付け、看板製作などと言った内容でした。しかし、全てをお任せいただいた場合、予算をかなりオーバーしてしまいます。お金をかけたいけれど、内装工事以外にも費用がかかる、と言う事で内容をお客様と一緒に内容を再検討。その結果、塗装工事のほとんどをお客様が行う事になりました。

また、収納やトイレの手洗い器などはお客様にご用意いただく「施主支給」の形をとる事に。他にも内容を再検討し、なんとか予算内の見積り金額になりました。

■主な施工内容

・既存のカウンターを2段のカウンターにリフォーム

・施主支給品の取り付け、組み立て

・看板の制作

・間接照明（看板裏、カウンター上欄間）内部補修

・カウンター塗装

今回の店舗リフォームのポイントはDIYとちょっとしたひと手間。DIYで施工する事によって人件費が削減され、コストダウンにつながっています。
リフォームのコストは、半分以上が人件費。塗装仕上げや清掃など、素人でもできる事はあるので、その分コストを抑えることができます。

また、吊り戸棚などの収納設備等を施主支給とすることで、さらにコストダウン。

ただ、施主支給では注意が必要です。

今回、トイレの手洗い器を支給していただく予定でしたが、実際に届いたものはお客様のイメージと違うもの、しかも、運搬中に破損したらしく、見事なくらいに割れていました。こういったトラブルがあった場合、2度手間になってしまったり、商品によっては工事が止まってしまう事があります。その場合、追加費用が発生する事も珍しくありません。

今回の場合は、もしそういったトラブルがあっても、費用などに影響はないと判断し施主支給を受けたのですが、お客様の希望で、通常仕入れでの施工となりました。

こちらはカウンター上にある欄間で、内部に照明が仕込んであり、間接照明にもなっています。
施工前は、間接照明内部は照明が置いてあるだけでこれと言った内部処理はされていませんでした。そのため、欄間の明るさがまばらでした。

照明を付け直し、内部をつや消しの白で塗装した結果、光り方が均一になり、明るさも電球を交換したと思えるくらい明るくなりました。
照明を仕込んであるメイン看板も同じように加工。

ちょっとしたひと手間が、より良い仕上がりにつながります。