今回は、杉並区のリフォーム業者「プランインフィニット」の営業についてご紹介します。
プランインフィニットでは、飛び込み営業は特に行っていません。基本的にはインターネット、チラシなどで広告して、お問い合わせをいただいたお客様に営業を行っています。
今でこそ悪徳リフォーム業者は影を潜めましたが、いまだに風当たりは冷たいと感じます。以前に近隣工事のご挨拶にお伺いした時の事、
「私プランインフィニットの山下と申しまして、リフォーム業者の物なんですが、今度・・・」
「うちは結構です!」
リフォームという言葉を発してしまうと、最後まで聞いてくれないんですね。以外にこういう事って多いんです。やはり、みなさん警戒心が強くなっているんですね。エンドユーザー様をターゲットにしている以上、飛び込み営業はほぼ成功しないと思います。
■お問合わせ~現場調査
まず、お客様よりお問い合わせをいただきます。メールや電話で済んでしまう内容であれば、そこで済ませてしまいます。
こちらがお伺いするのをイヤがるお客様もいるため、現場調査をしても差し支えないかどうかをお聞きし、OKが出たらお宅にお伺いし、現場の状況確認やお客様のご希望をヒアリングします。
●現場調査グッズ
・ドライバー:その場で外せるものは外してチェックします。
・クリップツール:車用の工具ですが、畳をはがしたりするのに使えます。
・下地チェック用針:下地の位置を確認するのに使用します。
・ライト:天井裏や床下をチェックするとき使用します。
・スケール:採寸に使用します。
・各種書類:打ち合わせメモやヒアリングシートです。話の食い違いなどを防止します。
これらのツールを使い、現場調査・ヒアリングを行います。打ち合わせメモは複写式で、控えをお客様にお渡しできるようになっています。後日、プレゼンにお伺いした時に、えーそうだっけ?という事ってよくあるんですよね。
■見積もり提出・プレゼンテーション
プレゼンでは、図面・プレゼンボード・お見積り書をご用意します。工事内容により、プレゼンボードや図面を省くこともあります。洗面台の交換だけの工事の場合などです。
業者さんや営業マンによっては、この段階で契約を取ろうとする場合もあります。営業のうまい人って、取っちゃうんですね、まだ何も決まってないのに。
でも、これっておかしいと思うんです。仕様もなにも決まってないのに、金額が出るって事が。最終的に決まった仕様で、契約金額より安かった場合はぼったくり、高かった場合は赤字になる可能性があります。
実際の工事金額が契約金額より高かった場合は、お客様にとっては得なんでしょうか?
後で追加金額を請求される場合もあるみたいです。また、追加金額を請求されなくても、その行先は下請けの業者です。そうすると、手抜き工事や手直し工事のボイコットなどが起こります。
どちらにしても、お客様に迷惑がかかってしまいます。
経験上、早取りするリフォーム営業マンのお客様で、満足度の高い方って少ない気がします。だから、プランインフィニットでは、無理強いをしたり、契約を焦る事をしません。小さい工事やパック工事は別として、ある程度まとまった工事は、なるべく打ち合わせの回数を重ねるようにしています。